第76周年光復節記念式典の開催報告

アンニョンハセヨ!

8月8日の日曜日、第76周年の光復節記念式典について活動報告します。

石川県のコロナ感染状況が悪化し、金沢市は、まん延防止等重点措置地域に指定されるなど、記念式典の開催にはかなり厳しい状況でした。ご出席いただいた方にご協力を頂き、非対面参加・マスク着用・人数制限・距離確保・換気・消毒・検温など、コロナ感染予防対策を徹底的に実施した上、記念式典を行いました。ご出席してくださった皆様には、深く感謝を申し上げます。参加者は、オフライン16名・オンライン7名の合計23名でした。

1部の光復節記念式典は、国民儀礼、中央民団団長のお祝辞(代読)、駐日本大使のお祝辞(代読)、決議文採択、スローガン斉唱、閉会の順に行われました。

今回の式典は、非対面・遠隔参加ができる仕組みを構築することを目指し、Zoomを用いて式典の様子をオンライン発信しました。石川民団の団員で式場にお越し頂けなかった方だけではなく、他県や韓国にいるために直接参加できない方も記念式典にリアルタイムで参加することができました。はじめての実施だったので色々円満ではなかった点もありましたが、これから必要に応じては、オン・オフラインにおける行事参加ができるように準備します。


2部の記念講演は、朴団長が公用出張中で不在のため、青壮年会会長による歴史セミナーに急遽変更になりました。朝鮮が植民地化に至る過程と、日帝占領期と呼ばれる35年間の植民地時代から光復までの重要な事件について分かりやすく説明しました。

青壮年会会長は、”他のところでもなく、複雑な歴史関係がある日本にて、我が国「大韓民国」を名乗る石川民団に所属し、その中で仲間達と青壮年会を立ち上げた以上、対立や喧嘩など、過去に間違っていた歴史的なことを忘れることなく、未来に向けた活動を行い、せめて国を守ってくださった、偉大な先祖たちには恥ずかしくない、そして、同胞にも日本人にも好まれて認められることで皆が自発的に参加したくなり、皆んなが仲良く交流できる組織にするため、行動と実行に移して参りたい”と語り、これから青壮年会にご関心をお寄せいただきたいと発言しました。

コロナ禍がいつまで続き、これから感染状況がどうなるのかも見えてないため、次の行事が正常に開催できるのか?については疑問と不安があります。早くマスクが要らなくなり、自由に集まって楽しく交流できる日が来て欲しいですね。

団員の皆さん、コロナはもちろん、体調管理と熱中症予防にしっかりとお気をつけてください。お読みくださいまして誠にありがとうございました。

在日本大韓民国民団石川県地方本部

○在日同胞が生存権と生活権を守るために自発的に作った任意団体です。 ○特定の人だけが参加する組織ではなく、在日韓国人や韓半島にルーツをもつ人であればどなたでも参加できる幅広い大衆団体です。 ○在日韓国人の法的・政治的・社会的な権利を守り、生活および民族教育の保障や民族文化の向上を図る活動を行い、在日同胞全体のより良い暮らしを目指す非営利団体です。