新任三機関長のご挨拶

アンニョンハセヨ!2024年3月31日の第11回定期地方総会で当選されました、新任三機関長のご挨拶及び所信表明をお届けします。

(写真の左から、議長 金聖弼、団長 閔興基、監察委員長 董又碩)

「団長」閔興基(ミン・フンキ)

 尊敬する民団石川の団員の皆様、新たに団長として就任いたしました、閔興基と申します。私は、民団の団長に就任できたことを大変光栄に思っております。この貴重な機会を通じて、私が民団のために貢献できる役割を担うことを心から願っています。

 民団は、韓国文化、民族教育、国際交流など、様々な分野や地域社会において重要な役割を果たしています。しかしながら、これらの役割を果たすためには、民団石川が継続的に発展し、革新する必要があります。私は、この発展と革新を導くために、民団石川の団長として責任感を持って努力しようと考えています。

 私は、団長として、民団石川を今より包括的で多様性を尊重し、創造性が楽しまれる組織となることをお約束します。また、将来に備えて持続可能な方向に民団石川を運営し、団員の多様な意見を受け入れ、尊重することをお約束します。また、私の経験と能力を基に、民団石川がより輝き、発展できるよう最善を尽くします。そして常に民団の利益と発展を最優先に考え、民団石川のビジョンを実現するために最善を尽くし、三機関長及び団員の皆様と力を合わせて一所懸命頑張りたいと思います。

最後に、私を信頼してくださった団員の皆様のご期待に応じ、民団をより繁栄させ、発展させることができる機会を逃さないことをお約束します。

カムサハムニダ。


「議長」金聖弼(キム・ソンピル)

 民団石川の皆様、私は金聖弼と申します。民団石川の「議長」として就任することになりました。私は石川民団の発展に心血を注ぎ、その未来を切り拓いていきたいと願っています。

 約20年前、私はオーストラリアのシドニーで日本人と出会い、石川県に移り住みました。その後、IT企業での勤務の傍ら、さまざまな社会活動に積極的に参加してきました。オリンピック選手の通訳やG7教育大臣会合の通訳の段取り、ウクライナ人やアフガニスタン難民支援、外国人生活相談センターの運営など、多岐にわたる経験を通じて、社会に貢献する喜びを知りました。また、過去3年間は民団の文教部副部長や青壮年会の顧問として、文化センターの運営や様々な活動に関わり、団結を図ってまいりました。

 民団は文化、芸術、教育など多岐にわたる分野で重要な役割を果たしています。私はこれらの貴重な価値を守り、さらなる発展を遂げるために、三機関長としての責任を果たしたいと考えています。

 私は民団石川の議長として、より団結した組織作りに尽力し、将来に向けて持続可能なスキームで図りたいと思います。また、団員の皆様の声に耳を傾け、共に前進することをお約束いたします。これまでの経験と能力を活かすことと、皆様のご協力をいただきながら、民団の未来に貢献するために尽くします。そして、常に皆様の信頼に応えるように頑張ります。

 最後に、皆様の信頼とご支持のもと、民団の繁栄と発展が実現すると信じていますので、ぜひご協力をお願い申し上げます。心より感謝申し上げます。


「監察委員長」董又碩(ドン・ウソク)

 アンニョンハセヨ。私は今回監察委員長になりました、董又碩と申します。まず、在日同胞社会と民団組織の発展のため、ご尽力くださった団員の皆様に感謝を申し上げます。

 私は、2009年に留学のために渡日、2013年に在日3世と結婚して日本に定着、2016年民団石川に入団しました。2021年から組織部副部長兼青壮年会会長として活動しながら、在日同胞社会と大韓民国のために、民団と先輩たちが展開してきた様々な活動について学びました。私は先輩たちの志を継ぎ、後輩たちに継承して行くつもりです。

 我が民団は、大韓民国の国是を遵守し、自由民主主義の原則に基づいて運営されており、団長の権力乱用を防ぐために三権分立制度に基づいた三機関を運営しています。各機関は独立的に運営される必要があり、特に監察委員会は不羈(ふき)独立の状態を保つことが大事であると存じております。

 また、団員の義務、権利、権限は民団規約に従い、公平、かつ平等に適用されなければなりません。規約に定められてないことは、合理的、かつ社会常識の範囲で組織と団員たちに最も利益になる結論を下すことが望ましいです。

 私は監察委員長として、団員の皆様に以下の3つをお約束いたします。

一.監察業務は、民団規約に基づき、厳正中立、公明正大、そして迅速に決断し、団員と組織のために監察委員長の権限を正しく執行いたします。

二.民主主義原則の遵守、合理的な組織運営システムの構築、時代の変化に対応できる組織作りという、3つの課題の解決・改善のため、全力を尽くします。

三. 民団石川の組織維持のため、団員・施設・資金の確保、及び、後継者・次世代の育成等について、執行機関、議決機関と協議、協力いたします。

ぜひ、団員の皆様のご協力をお願い申し上げます。カムサハムニダ。

在日本大韓民国民団石川県地方本部

○在日同胞が生存権と生活権を守るために自発的に作った任意団体です。 ○特定の人だけが参加する組織ではなく、在日韓国人や韓半島にルーツをもつ人であればどなたでも参加できる幅広い大衆団体です。 ○在日韓国人の法的・政治的・社会的な権利を守り、生活および民族教育の保障や民族文化の向上を図る活動を行い、在日同胞全体のより良い暮らしを目指す非営利団体です。