春の大掃除を行いました

アンニョンハセヨ〜コロナは全く収まる気配がありませんが、春になってかなり暖かくなりましたね。暖かくなったら?大掃除でしょう!と言うことで、3月13日の日曜日の午前から婦人会と青壮年会メンバー8人が集まり、冬の間に溜まったほこりの掃除と、長期間放置していた倉庫の片付けを行いました。

とりあえず、壊れて使えない物と倉庫に格納された物を全部取り出しました。20〜30年前の横断幕や、成人式の看板、その他にも骨董品のような物が続々出てきました。集めてみるとかなりの量でした。婦人会の皆さんは、”懐かしいわ〜”とか、”これまだ残っていたんだ!”と、昔の思い出話をしながら掃除していました。特に、昔から活動している婦人会員は成人式の看板を見て、”うちの娘も民団で成人式してたよね〜今はもう50歳だけど〜”と、昔民団の行事についても教えてくださいました。

婦人会の方々がホールをお片付けしている間、青壮年会のメンバーは兵役の経験を活かして倉庫の掃除をしました。床の汚れを拭き、換気扇のほこりも取りました。要らない物は全て処分し、必要な物だけ残して倉庫をスッキリと整理しました。Beforeの写真はちょっと酷すぎるのでアップできませんが、Afterは本当にキレイに片付けしましたので公開します!(笑)

倉庫を片付けてたら、時代を感じる石川民団の団旗が出てきました。最近はデジタル印刷が主流なのでこのような旗はあまり作りませんが、昭和時代はこのように高級感ある布と糸で刺繍した手作りの旗をよく使っていたようです。青壮年会の顧問は、”デジタルよりこういう布生地のものが好きかも!”と、かなり気に入って写真を撮りました。

また、ゴミ処分のために要らない物をトラックに詰め込む時、昔使われたと思われる立て看板を見つけました。団体名称に「居留」と言う単語が入っていることから、おそらく1994年まで使われた物ではないか?と考えられます。今から使うことはないけど、団旗も、看板も、先輩たちの「遺物」なので捨てるのは持った得ないと言う、青壮年会顧問の意見に同意し、保管しておくことにしました。

今回の大掃除は、清掃活動で環境も気分もきれい&スッキリになったのはもちろん、昔から活動していた団員には思い出を振り返る・最近活動を開始した団員には過去のお宝探しと言う、大変意味深い時間になったと思います。また、皆んな協力して掃除することで、4月から始まる2022年度を準備すると言う、活動へのモチベーションにもつながる貴重な集いでした。

お休みの日にも関わらず、ご参加くださった皆様にお礼を申し上げます。カムサハムニダ!

在日本大韓民国民団石川県地方本部

○在日同胞が生存権と生活権を守るために自発的に作った任意団体です。 ○特定の人だけが参加する組織ではなく、在日韓国人や韓半島にルーツをもつ人であればどなたでも参加できる幅広い大衆団体です。 ○在日韓国人の法的・政治的・社会的な権利を守り、生活および民族教育の保障や民族文化の向上を図る活動を行い、在日同胞全体のより良い暮らしを目指す非営利団体です。