春の第掃除第二弾〜殉国記念碑の掃除活動

アンニョンハセヨ、青壮年会会長のドンです。本日(3月21日)は春分の日でとてもいい天気でした。天気の良い日は?大掃除でしょう!ということで、韓国スタイルの"번개모임"(雷集い⚡️という意味であり、雷のようなスピードで急に集まる会のこと)を開き、青壮年会メンバー5名で野田山の尹奉吉義士の殉国記念碑を掃除してきました。

長い冬の間に落ちた松の木の葉が駐車場から殉国記念碑まで大量にたまっていました。冬に降った雪で4ヶ月くらい人が尋ねることができなかったので、まあまあ〜汚かったというか、色んな意味ですごかったです。この状態が掃除前(Before)です!

とりあえずほうきで葉っぱを掃き、ビニル袋に入れて処分することにしました。先週の石川民団本部の大掃除の活動報告にも書きましたが、青壮年会には兵役義務済みの韓国人男性が多いため、こんな掃除活動はかなり効率良く、いいスピード感ですいすいとできちゃいます。最近というか、日本では落ち葉を掃除することはほとんどないので、”あ〜昔軍隊でよく落ち葉ほうきで掃いて燃やしてたな〜ちょっと懐かしいな〜”と思ってしまいました。(笑)

記念碑周りだけではなく、階段と駐車場も一応掃除しました。ただし、駐車場は広すぎるのと、今日はお墓周りの日だったということで車も何台か停まっていたので、入り口と歩道だけキレイに掃きました。

本日は、嬉しいことにニューフェイスの若い韓日カップルが参加してくれました。男性の方が韓国人で、”昔から金沢に尹奉吉義士の遺跡があると聞いたので足を運んでみたかったです”と言ってました。やはり、石川にいる韓国人ならば、野田山の尹奉吉義士の遺跡は、必須コースというか、パワースポットでしょう!さらに、その場所で奉仕活動したことは、きっと意味がある時間だったと思います。

掃除中に休憩しながら、記念碑に刻まれている文字を読んだり、尹義士と記念碑に関する色々なお話しをしました。本日ご参加した女性2名は日本人なので、尹奉吉義士については初耳といことで、青壮年会の顧問が優しい日本語で分かりやすく説明してあげました。

掃除開始の時、私は”まあ〜1時間すれば大丈夫でしょう〜さっさとやって帰りましょう!”と言いましたけど、それは大きい勘違いでした!5人で2時間かかってやっと終わりが見えてきました。次回からはもっと余裕を持って、飲み物や掃除道具も忘れずに用意して来るぞ!と思いました。

ニューフェイス君のリクエストもあり、芳名録に掃除したメンバーの名前を書きました。また、暗葬地も掃除しよう!と思って移動しました。でも、暗葬地はキレイでしたので、公園と繋がっている階段に落ちていた濡れた落ち葉だけ掃き、韓国人の男性たちは焼香再拝しました。

本日はじめて青壮年会&尹奉吉義士の遺跡に足を運んでくれた皆さんには、4月にも義挙日があることと、これからも尹奉吉義士の記念行事や青壮年会のイベントなどがあるのでまた一緒に参加してほしいとお伝えして本日の清掃&奉仕活動を終了しました。

朝から掃除したので良い運動になったのと、掃除した場所はもちろん気分もスッキリしたので、とても有益で楽しい時間を過ごしました。休日なのにご参加ありがとうございました。また次回の行事もお楽しみに!

在日本大韓民国民団石川県地方本部

○在日同胞が生存権と生活権を守るために自発的に作った任意団体です。 ○特定の人だけが参加する組織ではなく、在日韓国人や韓半島にルーツをもつ人であればどなたでも参加できる幅広い大衆団体です。 ○在日韓国人の法的・政治的・社会的な権利を守り、生活および民族教育の保障や民族文化の向上を図る活動を行い、在日同胞全体のより良い暮らしを目指す非営利団体です。