「1」金沢駅
- 民団 石川
- 9月8日
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更新日:10月3日

金沢駅は石川県の中心駅であり、北陸新幹線とIRいしかわ鉄道が乗り入れる交通の要所です。観光の玄関口として多くの旅行者を迎えています。

金沢駅は1898年(明治31年)4月1日、官設鉄道・北陸線の小松〜金沢間の延伸開業により、終着駅として誕生しました。その後、増築・改修・移設を経て、現在の大規模な駅へと発展しました。

歴史的にも意義深い場所です。1946年3月8日、尹奉吉義士の遺骨が金沢駅から韓国へ送還され、多くの在日同胞が涙ながらに見送りました。(その当時の写真が残っています)

2005年(平成17年)3月20日、駅前にそびえられた「鼓門」と「もてなしドーム」は金沢を象徴する存在です。鼓門は能楽に使われる鼓をモチーフにした高さ13.7mの門で、もてなしドームは「雨や雪の多い金沢で傘を差し出す心」を表現しています。

金沢駅はアメリカの旅行誌『Travel + Leisure』で「世界で最も美しい駅14選」に選ばれたことがあり、その建築美と文化性が国内外で高く評価されています。また、日没から深夜0:00までは、鼓門が美しくライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができますので、ぜひ一度、鼓門の下で足を止め、その風景をお楽しみください。




