「４」金沢城公園

金沢城の「五十間長屋」

金沢城公園は、金沢観光では外せない代表的なスポットです。江戸時代には加賀藩前田家の居城として栄え、2006年には「日本100名城」に選定された名所です。

金沢城の入口「石川門」

明治維新後は陸軍省の管轄となり、1898年には陸軍第9師団司令部が置かれ、第二次世界大戦終結まで軍事施設として使用されました。終戦後は金沢大学のキャンパスとなり、1995年キャンパスの移転を経て、現在は広大な都市公園として整備されています。

元衛戍拘禁所地と思われる「鶴の丸休憩館」

金沢城は、1932年12月18日、尹奉吉義士が最後の夜を過ごした場所としても知られています。現在、当時の衛戍拘禁所は残っていませんし、尹奉吉義士の拘禁場所と想定される所（極楽橋近辺）は、公衆トイレになっています。

尹奉吉義士の拘禁場所と推定されている「公衆トイレ」

「周辺の見どころ」

• 兼六園（徒歩ですぐ）：金沢城に隣接する日本三名園のひとつ。四季折々の美しさで知られ、ミシュラン・グリーンガイドで三つ星評価を獲得

• 尾山神社（徒歩で10分）：映加賀藩祖・前田利家を祀る神社。ステンドグラスを用いた神門は国の重要文化財

• 金沢21世紀美術館（徒歩で15分）：現代アートの拠点として世界的に知られる美術館。光庭のひとつに設置された「スイミング・プール」という作品で有名。

• 長町武家屋敷跡（徒歩で15分）：土塀や石畳が残る武家屋敷街で、藩政時代の面影を体感可能

「アクセス情報」

• 「金沢駅・ひがし茶屋街より」北鉄バス又は周遊バス「兼六園下・金沢城」下車（約15分/220円）

• 「徒歩の場合」金沢駅、またはひがし茶屋街より近江町市場を経由（約25分）

• 「金沢市内より」タクシー、レンタルサイクル等

  
  

「金沢旅物語ー金沢城公園の情報」

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